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「パーソナライズされた学習は、誤った仮説に基づいている」
発表者:LearningPeaks、Patti Shank(パティ・シャンク)のATD掲載記事より、一部抜粋

E-Learning

e-ラーニングの導入が
目的にならないようにすることが重要です。

コロナ禍で一気に進んだオンライン研修。        

その1つに、LMS(ラーニングマネジメントシステム)に組み込まれた
e-ラーニングによる個人学習というものがあります。

 

ひとり一人の都合にあった学習方法として活用されていますが、
その際には、以下の点を理解した上で実施することが重要です。

 

●パーソナライズされた学習、誤った仮説1

「人は自分の学びを自分でコントロールできる場合に、より多く学ぶ」 

 

この仮説は、新たなことを学ぶにあたって、そのベースとなる知識があってこそ機能します。
したがって、もともと十分な知識が無い人は、重要なポイントを見極められず、
誤った理解をしたり、判断をしたりしてしまうというものです。

 

●パーソナライズされた学習、誤った仮説2

「人は学習のタイミングを自分でコントロールできる場合に、より多くを学ぶ」

寝そべっている人形

人間の脳は、楽をしたがるので、
個人任せの学習には注意が必要です。

学びの効果を得るためには、
ある程度の努力、苦労を伴います。

しかし、もともと私たち人間の脳は怠け者に出来ていて、努力や苦労を嫌い、ついつい楽をしようとします。

 

加えて、人それぞれにバイアスがあって、多くの場合、都合の良いように理解してしまいます。したがって、個人任せにしてしまえば、必ずしも、最適な学習方法や内容を選択するとも限りませんし、そもそも学ぶことすら先送りしてしまうことも出てきてしまうというものです。

 

上記2つの誤った仮説を踏まえた上で実施することが効果的な研修に繋がります。
自主性という名のもとに、社員個人任せにしてしまうことがないようにする必要がありそうです。

この記事の監修者

代表取締役社長

五十嵐 康雄

 株式会社アイル・キャリアは、お客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイドプログラムで”学び”を提供する研修会社です。官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた必要な”学び”を、新人から管理職まで幅広く提供し、組織の人材育成を支援しております。特徴としては、その研修で達成したい目標(行動変容)の先にある成果、パフォーマンス(行動変容の結果得らえるもの)までを意識してプログラムを作成することにあります。 

代表取締役社長

五十嵐 康雄

株式会社アイルキャリアはお客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイド研修で”学び”を提供する研修会社です。

官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで業界業種・官民問わず様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた上で、必要な”学び”を新人から管理職まで幅広く人材育成を支援しております。