この評価モデルは、研修効果を反応、学習、行動、結果の4段階に分けて評価します。
これによって、受講者の満足度や理解度だけでなく、研修後の行動変容やパフォーマンスの向上度までが評価可能となるため、研修を実施する組織にとっては、費用対効果の確認にもつながります。
こういった理由から、これまで研修の効果測定の1つとして広く活用されてきました。
具体的には、
■第1段階:Reaction(満足)
研修終了直後のアンケートや直接ヒアリングなどによって得られた満足度、感想から研修を評価します。
■第2段階:Learning(理解)
研修修了後、レポート提出や、小テストの実施などで得られた理解度から研修を評価します。
最近は、LMS(ラーニングマネジメントシステム)などを活用して行われることが多くなってきています。
■第3段階:Behavior(実践)
研修受講後、職場でどれだけ実践に繋がっているかで研修を評価します。
たとえば、研修修了後、1か月~6カ月といった一定の期間を設定し、受講者本人やその上司から実践度をヒアリングします。
現場の協力が必要となるので、徹底することが困難との話を耳にします。
■第4段階:Business Results(結果)
受講者が研修で得た学びを、実際の業績や成果にどのように繋げたかを測定し、研修を評価します。
体的には、売上高など数値化できるもので測定します。ただし、数値化することが困難とされていることも多いのが現実です。
特に、第4段階の課題を解消するためには、研修のゴールを測定可能な成果に設定し、そのためには、どんな行動(アウトプット)が必要か、そして、その行動をするために必要な考え方やスキルは何かを逆算して研修の企画、実施をすることがポイントとなります。
アイル・キャリアは、お客様からのヒアリングを大切にしております。この評価モデルは、研修効果を反応、学習、行動、結果の4段階に分けて評価します。これによって、受講者の満足度や理解度だけでなく、研修後の行動変容やパフォーマンスの向上度までが評価可能となるため、研修を実施する組織にとっては、費用対効果の確認にもつながります。
株式会社アイル・キャリアは、お客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイドプログラムで”学び”を提供する研修会社です。官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた必要な”学び”を、新人から管理職まで幅広く提供し、組織の人材育成を支援しております。特徴としては、その研修で達成したい目標(行動変容)の先にある成果、パフォーマンス(行動変容の結果得らえるもの)までを意識してプログラムを作成することにあります。