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「知識の保持や適用には望ましい困難が必要」発表者:Robert Bjork

ノートとペン

受講者が好む方法と
学びに効果がある方法は一致しない。

投影資料とテキスト、レジメの記載内容を同じにして欲しい。
 

そんなお声をいただくことがありますが、
それは、受講者の立場から見れば、とてもよく分かる話です。

 

なぜなら、多くの場合、
受講者はテキストを読み返すなど安易な学習方法を好むからです。
でも、Robert Bjorkの研究によると、
受講者が好む方法と、知識の保持や適用に適した方法は異なります。

 

結論としては、

 

研修の効果、学びを深めるためには、
受講者にとって、「望ましい困難」が必要なのです。

駆け上がる様子

望ましい困難があることによって
学びが深まります。

「望ましい困難」があることによって、
腹落ちする深い学びへと促進されていくのです。

 

深い、良質な学びには、それ相応の努力が必要です。
そして、その努力には、以下3つの要素が必要とのこと。

 

 
1,受講者が、すでに知っていることに、今回の学習内容を関連付ける。

2,学習内容の重要な部分を、受講者が自分の言葉で表現する。

3,実務と同じ方法で、学んだ知識やスキルを実践する。

 

以上、望ましい困難とは、
短期的な記憶ではなく、研修内容の長期的な記憶と腹落ちを促進するための努力を必要とするような学習項目となります。
研修効果を向上させるために、押さえておきたいポイントの1つかも知れません。

この記事の監修者

代表取締役社長

五十嵐 康雄

株式会社アイル・キャリアは、お客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイドプログラムで”学び”を提供する研修会社です。官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた必要な”学び”を、新人から管理職まで幅広く提供し、組織の人材育成を支援しております。特徴としては、その研修で達成したい目標(行動変容)の先にある成果、パフォーマンス(行動変容の結果得らえるもの)までを意識してプログラムを作成することにあります。 

代表取締役社長

五十嵐 康雄

株式会社アイルキャリアはお客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイド研修で”学び”を提供する研修会社です。

官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで業界業種・官民問わず様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた上で、必要な”学び”を新人から管理職まで幅広く人材育成を支援しております。