Ericssonの研究によれば
「1万時間の法則」というものはないとのこと。
エキスパート科学の第一人者Anders Ericsson氏によれば、
「エキスパートになるには、特定の種類の練習を数多く行う必要がある。」とのことです。
また、エキスパートになるには、
多くの時間が必要とされることは確かなのですが、
それに必要とされる時間は、
その分野によっても異なるとのこと。
さらに、エキスパートになるために必要とされるタイプの練習には、
「意識的練習」というものが重要であるともされています。
つまり、練習は練習でも、単に、いつもと同じやり方を繰り返しているだけでは、
いくら多くの時間をかけて練習しても、スキルを伸ばすことはできないということです。
単に、同じ方法を繰り返していると、知らず知らずのうちに惰性が生じ、
やがて、スキルが劣化することすらあるとのこと。
意識的練習をすることが、
エキスパートへの近道。
では、意識的練習とは、一体、どのようなものなのかというと…、
1、具体的で明確なゴールがある
2、適切なフィードバックが与えられる
3、コンフォートゾーンから出る
4、無理をすることによって適応性を活用する
5、難しい部分について十分に練習する
6、自分で間違いをみつけて調整する方法を学ぶ
ただ、上記を踏まえて意識的練習さえすれば、誰でもエキスパートになれるかというと、
そうとも言えないようです。
もって生まれた才能や資質、狙う分野によっても異なるようです。
エキスパートになるための研究は、まだまだこれから進んでいくと思われますが、
適材適所を考えた人材の配置、経営戦略から考える人材開発アプローチなど、参考になる部分が多々あるのではないでしょうか。
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株式会社アイル・キャリア代表取締役。
2006年の創業以来、企業・自治体の人材育成に携わり、研修・人材開発の現場に立ち続けています。
自身も一つの研修との出会いによって人生が大きく変わった経験から、
「人には可能性がある」ことを人材育成の原点としてきました。
20年間の実践を通じてたどり着いたのは、学びを一過性のものにせず、
人と組織が変わり続けるためには、意志や熱意だけではなく「仕組み」が必要であるという考えです。
現在は、AI時代だからこそ大切にしたい人間らしさと、
一人ひとりの持ち味や可能性を活かす人材開発を追究しています。