学習方法と学習の平均定着率との関係を表わしたもの
ラーニングピラミッドとは、
下の図のように、
学習方法と学習の平均定着率との関係をピラミッド上に表わしたものです。
ピラミッドの一番上から、
・講義:5%
・読書:10%
・視聴覚(動画、Podcast):20%
・デモンストレーション:30%
・グループ討議:50%
・自ら体験する:75%
・人に教える:90%
となっていて、
ピラミッドの下に向かうほど能動的(アクティブ)な活動になり、学習定着率が高いとされています。
つまり、研修や学習の時間が長いからといって、一概に、多く学んでいるということにはならないということです。
いかに効率よく学ぶか、また、段階を踏んでより深い学習を提供するかが
学習の定着化に繋がり、理解度を向上させていくとされています。
ただし、1つ注意しておきたい点があります。
2018年に、南山大学人文学部心理人間学科の講師、土屋耕治氏によって発表された、
「ラーニングピラミッドの誤謬」というものもあります。
尊敬する人から薫陶を受けた時の言葉が深い学びになり、その後の人生に大きな影響を与えることがあるように、
講義(人の話)が学びに繋がらないというものでもないので、
全てを鵜呑みにするのでなく、1つの目安とするのが良いと思われます。
株式会社アイル・キャリアは、お客様ごとに抱える課題や目標に合わせたオーダーメイドプログラムで”学び”を提供する研修会社です。官公庁・自治体から上場企業、医療法人や学校法人まで様々なお客様に対して、ご要望と時流をふまえた必要な”学び”を、新人から管理職まで幅広く提供し、組織の人材育成を支援しております。特徴としては、その研修で達成したい目標(行動変容)の先にある成果、パフォーマンス(行動変容の結果得らえるもの)までを意識してプログラムを作成することにあります。