事例
更新日2024/12/26
団体名:千葉市
■サービス導入いただいたお客様のご紹介
ーまずはじめに、お客様の役職と所属を教えてください。
千葉市総務局総務部人材育成課 主任主事
ーお客様の職務と所属部署(所属チーム)の目標を教えてください。
職員全員が目指すべき市の将来像について共通認識を持ったうえで、
それぞれの業務に取り組むことが重要であるとの認識のもと、
職員の育成と活用に関する取組みの方向性を示す中長期的な方針である
「人材育成・活用基本方針」(以下、基本方針)を令和5年3月に改定しました。
基本方針のコンセプトである「人が育ち、人が活きる組織」へと進化していくことを目指し、
以下の項目に取り組み、職員が持てる力を最大限に発揮することで、市民サービスの向上を目指しています。
① 多様な学習機会の提供による職員の能力開発やキャリア形成の支援
② 職員が心身ともに健康で、安心して仕事に打ち込める体制づくり
③ 職員が働きやすく、活躍できる環境の整備
■課題について
ー弊社ご依頼前は、中堅職員についてどのような課題をお持ちでしたか。
今回の「中堅職員研修二部」は、主任主事に昇格し6年を経過した職員を対象に実施しました。
新任職員と主査の間に位置しており、責任や業務量も増え、役割も多岐に渡ることから、
それぞれ課題に直面しているのではないかと考えています。
ー弊社をお選びいただいた理由を教えてください。
時代の変化に対応した内容であり、
また、「こうあるべき」というキャリア概念がなく、価値観の探り方が興味深いと感じたからです。
■施策、研修スタート
ー開始時期はいつでしたか。
令和3年より実施しており、今年は令和6年11月11日~です。
ー研修は何を目標にして行われましたか。
中堅職員が集合研修において、自身のキャリアを振り返り、特性や能力等を把握した上で、
キャリアを自律的に考え、今後のキャリアを明確にすることで、
モチベーションの向上を図ることを目標とし、実施しております。
また、研修を通して、基本指針における中堅職員の役割
「担当業務に係る課題を発見し、積極的に改革・改善を実践するとともに、上司や同僚への働きかけを行う。」
を再確認し、今後のキャリアビジョンを考え、
職員間の相互理解を深めることで、課題解決の一助になればと考えています。
■研修実施~結果
ー弊社とのやり取りで印象に残っていることはありますか。
アンケート結果等で改善を要する点について事務局の意見を汲んでくださり、
都度柔軟にご対応いただきました。
本研修の研修生は、多様な職種や経歴で、キャリアに対する考え方なども様々でしたが、
五十嵐先生には、ご自身の成功体験・失敗体験を開示いただきながら熱心にご講義いただき、
聞き入っている研修生の姿が印象的でした。