情報を取り扱うには、注意力と同様に情報に対する知識や倫理観も重要視しなければいけません。なぜなら、インターネットなどのIT技術が社会生活において必要不可欠になっているからです。業務で扱う多くの情報はIT化され、組織内で管理・共有しています。しかし、個々の能力や意識が技術に追いついていないことで、情報漏えいや思わぬトラブルに遭うケースが増加しています。また、スマートフォン所有者の急増でSNSの利用者も増えており、個人が無意識に情報をさらしている場合もあります。
ネットの脅威から身を守るには、個々の知識と意識の高さが必要です。
最低限の知識が備わっていれば、「つい、うっかり…」「まさか、こんな事態になるなんて…」のような結末にならない可能性が高くなります。
情報の取り扱いに慎重になり、トラブルを未然に防ぐために必要な研修をご紹介します。
※ 下記プログラムは一例です。お客さまのご要望に合わせて、研修内容を追加・変更するなど、カスタマイズが可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
お客様の声(受講者の声の一部・担当者の声の一部)
情報化社会で、最低限身に付けておきたいインターネットの知識やセキュリティについての理解を深めます。多くの情報がIT化され、企業内で管理・共有するようになった昨今では、技術的な知識と共に倫理観も重要視されています。「マイナンバー制度」導入に伴い、職員一人一人に社会人として責任ある行動と意識の大切さをしっかり認識して頂きます。
~アイスブレイク&自己紹介~ | |
1.情報リテラシーの基礎
(1)情報化社会で働くための意識
<実習>自分の情報リテラシー度チェック
(2)インターネットの基礎知識
<実習>インターネット理解度チェック | 講義・実習 |
2.私たちを取り巻く情報ネットワーク
(1)ソーシャルネットワーク
<実習>問題点発見
(2)近年のネットワーク事情
| 講義・実習 |
3.情報セキュリティ
(1)ネットの脅威
(2)個人情報の保護
| 講義・実習 |
4.情報化社会との関わり
(1)注目トピック
(2)ビジネスメール
| 講義・実習 |
5.取り組むべき課題
(1)情報を安心・安全に利用するための取り組み
(2)質疑応答 | 講義・実習 |
ネット社会との関わり方や、SNSをはじめとする情報の取り扱いに関する知識を得て頂く研修です。従業員を管理する立場として、ネットの特性や炎上に至る経緯、実際にトラブルとなった事例などを基に理解を深めて頂き、従業員に指導する際のポイントをご説明致します。また、組織の取り組みについても触れ、今後の参考にして頂けるヒントをご紹介致します。
※本プログラムはマネージャー向け研修です。お客さまのご要望に合わせて、研修内容を追加・変更するなど、カスタマイズが可能です。
~アイスブレイク&自己紹介~ | |
1.管理者の情報リテラシー
| 講義 |
2.問題に発展する経緯
| 講義・実習(※) |
3.SNSの影響力の怖さ(事例)
| 講義 |
4.従業員への情報リテラシー
| 講義 |
5.トラブル回避のための術
| 講義 |
6.企業・組織の取り組み
| 講義・実習(※) |
コロナ禍は、ビジネスを取り巻く環境を大きく変化させました。特に、情報通信技術の活用は不可欠となり、これからも企業競争力において重要な要素となっていきます。
この研修では、今知っておくべきITの利活用方法とそれに伴うセキュリティの問題や、日本企業が直面している課題への対応について、IT分野が不得手な方でもわかりやすく説明していきます。
ビジネスリーダーとして、ITや情報セキュリティ対策への理解を深めて頂き、戦略的にリードしていくためのリテラシーを習得することを目標としています。
※本プログラムはビジネスリーダー向け研修です。お客さまのご要望に合わせて、研修内容を追加・変更するなど、カスタマイズが可能です。
~アイスブレイク&自己紹介~ | |
1.ビジネスパーソンの情報リテラシー
| 講義 |
2.情報セキュリティの基本知識
| 講義・実習(※) |
3.情報リテラシーの底上げで得られるもの
| 講義 |
4.グローバルな企業間競争で勝ち抜く術
| 講義 |
5.質疑応答 |
企業における情報セキュリティの基本的な知識と、SNSなどによる情報発信のリスクを学ぶ講座です。近年問題となっている情報漏えいや、ネット炎上のような重大インシデントを未然に防ぐために必要な知識を習得し、社会人としてふさわしい情報リテラシーを身に付けることを目的としています。
※本プログラムは新入社員向け研修です。お客さまのご要望に合わせて、研修内容を追加・変更するなど、カスタマイズが可能です。
~アイスブレイク&自己紹介~ | |
1.情報化社会で働く私たち
(1)情報リテラシーの必要性
<実習> 情報リテラシーセルフチェック
(2)業務における情報の取り扱い
| 講義・実習 |
2.情報セキュリティ意識の向上
(1)情報漏えいのリスク
(2)人的セキュリティ対策
| 講義・実習 |
3.情報発信とSNSの影響力
(1)情報発信で気を付けたいこと
<実習> インターネットの特性とは何かを考える
(2)SNS利用者のための知識
(3)個人の発信が企業に与えたトラブル事例(実習)
(4)トラブル回避のための術
| 講義・実習 |
4.スマートフォンの普及が生んだ落とし穴
(1)ネットコミュニケーション
(2)ネット依存に注意
<実習>ネット依存度チェック | 講義・実習 |
5.安心・安全への取り組み
(1)端末の管理と使い方
(2)企業の取り組み
| 講義 |
デジタル情報のリスクを把握し、トラブル回避のための対応策を解説します。情報のデジタル化に伴い、組織では取り扱いや管理により細心の注意が求められています。しかし、情報漏えいの原因は、ユーザーによる人的ミスが大半を占めているのが現状です。
また、スマートフォン所有者の急増でSNSの利用者も増えており、個人が無意識に情報をさらしている場合もあります。特に教育現場では、生徒の軽はずみな投稿で個人情報が漏えいし、事件に発展するケースも少なくないようです。
本セミナーでは、様々な事例を紹介し、情報セキュリティへの意識を高めていきます。
~イントロダクション&自己紹介~ | |
1.デジタル情報のリスクの把握
(1)デジタル情報の仕組みと特徴 デジタル情報は、容易にコピーできる特性があります。便利な反面、危険も伴う事を解説します。 (2)情報漏えいの原因 情報漏えいの原因のほとんどは人的ミスであるという実態の調査結果を紹介します | 講義 |
2.トラブルを回避する術
(1)ユーザー意識の向上 組織における情報漏えいの影響力をイメージし、情報を取り扱う際の責任を確認してもらいます。 (2)最低限の情報リテラシー トラブルは知識不足で起こる場合もあります。知っておきたいポイントを紹介します。 | 講義 |
3.SNSの落とし穴と本当の怖さ
(1)SNSは公共の場 日本のSNSリテラシーは主要国内で最下位です。SNSの特徴と利用の際の留意点を解説します。 (2)投稿による個人情報の漏えい 個人の投稿から、様々な情報が漏れるリスクを事例で紹介します。 (3)炎上の顛末 ネット炎上は周囲を巻き込み、真実とは異なる情報も含め拡散する怖さを解説します。 | 講義 |
4.情報化社会との関わり
(1)危機意識の植え付け ユーザーに情報セキュリティの重要性を理解してもらうためのポイントを紹介します。 (2)問題点の洗い出し ルールを作るためのコツを紹介します。 | 講義 |
質疑応答 |
1)SNSやネットの利用者(発信者)と情報収集を目的とする利用者のねらいの不一致は、このようになっていると初めて知りました。
2)とてもわかりやすい説明に感服いたしました。
3)デジタル情報のリスク、メリット・デメリットについて知識不足では済まされない部分が分かった。情報資産管理に役立てたい。
1)本日はありがとうございました。情報リテラシーという言葉の意味をきちんと理解することができ、情報を活用していくうえで把握しておきべき注意点を学ぶことができました。
2)一人ひとりのちょっとした行動が大変な結果につながることがあるのだなと改めて実感しました。
3)デジタルネイティブの世代として、生活しながらリテラシーを学んできたつもりだったが、社会人としてより大きな責任を持った時、どう心構えを持つべきかを学んだ。
Q当社にご依頼いただく前、どのような課題がありましたか
ソーシャルメディアガイドラインの定着および情報リテラシーに関する基礎的な理解が必要な状況でした。
Q当社にご依頼いただく決め手は何でしたか?
ホームページ掲載のコースが、ご依頼したい内容と合っていたこと。官公庁や法人などでの講演実績。
Q担当講師の良かったところはどこですか?
全体的に非常に満足していますが、特に、当法人で策定したガイドラインの内容を、しっかりとご理解いただき、ガイドラインと繋がる研修内容を展開頂いた点。私どもの要望に柔軟に対応いただいた点。事例などを交えて丁寧にご解説いただいた点が挙げられます。
Qもし、ご紹介いただくとしたらどんな人にお勧めできそうですか?
情報リテラシーに関する研修は、基礎的な従業員への理解から管理職に対する研修まで幅広く実施いただけると思います。その点で問題意識がある方にはお勧めできると感じました。
事前の打ち合わせを反映していただき、参加者に合った内容でアレンジしていただけた点などがよかったです。